日記・コラム・つぶやき

2013年9月 2日 (月)

掛井成章氏の訃報に接して

今朝一番の電話は訃報だった。

50歳を少し過ぎた私でも、自分と同年代の訃報に接する機会は滅多にない。特にそれが突然の知らせだと、憂鬱な一日を過ごすことになる。

西条の掛井酒店店主、掛井成章氏。

純粋に酒を愛し、純粋に美味しい酒を求め、自分が美味しいと思った酒を純粋にみんなに飲んで欲しいという気持ちが伝わってくる人だった。

彼が提案した日本酒がこの町の飲食店や左党に与えた影響は決して小さくないと思う。

勿論、彼が勧める日本酒が全て口に合うわけではないので、ついいろんな酒を飲み比べるようになる。

彼に一番教わったことは、自分の舌で、自分が美味しいと思う日本酒を見つけ出すことかもしれない。

酒販の自由化で酒屋が生き残るに大変な時代に敢然と立ち向かい、存在感を示された方でした。 若すぎる死が残念です。  献杯!

2013年2月24日 (日)

酒呑みエピソード

北陸バスツアーに酒呑み仲間12人(男性10人、女性2人)で参加しました。

バスには各自酒を持ち寄り出発。ほどなく車内は試飲会状態。

洋酒卸に関わる方が不良在庫処分だと言って持って来た年代不明のナポレオンとヘネシー。コルクが劣化していたのか、開栓に失敗して粒状のコルクが浮遊する状態に。

走行中のバスの車内では茶こしもないし、替わりの栓もない。

不織布のマスクではうまくいかない。ガーゼをを探したが、ハンカチを含め誰も持っていない。

困ってしまった。

しかし、酒呑みというもの、酒を呑むためなら与えられた環境下でなんとかするものですね。

ストッキングをハギレにして被せ、輪ゴムで留めるという方法で課題をクリア。

思いつくまでの過程は、まるで映画のアポロ13のワンシーンを見ているようでした。

車内には他のお客様もたくさん乗車されているので、みんな小声で事を進め、おそらく他の乗客には気づかれていなかったと思うのですが、もし酒を飲まない方が見たら、ほぼ変態でしょうね。

心なしかビミョーな味わいでした。

2012年7月14日 (土)

サントリーオールドのパネル時計

部屋の片付けをしていたら、タンスの裏の隙間から古いパネル時計が出てきた。

Photo_2 私が新卒入社して間もない頃、いきさつは忘れたが、当時の上司からいただいたものだ。

自分の部屋で数年使い、その後故障した際に、そのままタンスの裏側に仕舞い込んだものと思われる。

(家族や知人から、ねずみ年生まれは、使えないものでも捨てずに仕舞い込むと、よく非難されています。
^^;)

オールド右側のアンティーク時計が本物の時計になっている。
当時でも結構気に入っていたのだが、30年の時を経て改めて眺めると、昭和の薫りが郷愁感を誘うなんともいい味の絵に熟成しているように思えてくる。

さすがサントリー!^^;

*** *** *** *** ***

この時計の素性をネットで調べてみた。

一番詳しく紹介されていたのが、
Tictoc(チクタク)さんのHP「TIMEKEEPER古時計どっとコム」。
この中の「アンティーク時計のパネル時計」に、この時計が、昭和50年頃、サントリーが販促用に特約酒店に配った非売品であることや、背景が歌舞伎町の老舗ジャズ喫茶「木馬」の古時計コレクションであること等詳しく書かれている。

Photo_3 30年ぶりに見つかったのも、これを再び世に出せという何かの啓示のような気がして、府中市の時計手作り工房ナカタニに修理を依頼した。この店の息子さんとは同じ会社で働いた間柄。手作り時計というマニアックなお店なので、この手の修理は得意だろうという判断。

メカも時代を感じさせてくれる代物。
ムーヴメントはJECO製音叉時計。現在JECO社はトヨタ系の車載時計、マルチディスプレイメーカー。また、音叉時計とは、機械式時計からクォーツ時計に変わる過程でごく短期間製造されたムーブメントらしい。

部品調達の術もないので、ムーブメントは最近の
クォーツに、また分針が折れていたので、これも同じようなデザインのものに新調してもらった。
オリジナルを替えてしまうのは少し悩んだが、時計である以上は使えてなんぼ、戦艦大和が宇宙戦艦ヤマトになったと思うことにする。

費用総額3,500円で再び時計として蘇った姿が上の写真。

子供たちも、「かっこいい。」 「どうしてこんなものがうちにあるの?」 と興味を惹いているようで概ね好評。

「ねずみ年の性癖も捨てたもんじゃないだろ?」 と言いたいが、こういう事は自分から言うことではないので、誰かが言ってくれるまで待つことにする。

どこに掛けるか決まらず、今のところ部屋の隅に置いている。

置き場所が決まるまで、もし需要があれば、どこかの酒場に期間レンタルするのも一興かなと思ったり。。。

2012年7月 5日 (木)

親子の会話が途切れる時

夜8時頃、大学生になったばかりの娘を乗せて車を運転中のできごと。

ラジオのパーソナリティが、「他人が握ったおにぎりを食べることができるか?」というテーマで語り始めた。

「フツー食べるだろ?」と私。

「えっ?私ムリかも。」と娘。

「なんで?店でも手作りおにぎり売っているだろ?」

「店で売っているのは別。ゴム手袋で握ってそうじゃん。フツーの人だと親しくてもなんかキモい。」

視聴者の投稿では「食べる派」より「無理派」が優勢のようだ。
相場としては、食べるのは母親のおにぎりだけ、彼女でさえ微妙らしい。

「時代は変わったんだなあ。お父さんの子供の頃は祭りでも部活でも他人が作ったおにぎりを食べるのが当たり前だったんだが。」

「今の部活は基本コンビニおにぎり。機械のおにぎりがフツーだもんね。」


と、パーソナリティが投稿を読み始めた。

「今つきあってる彼が、私のおにぎりをキモいと言って食べてくれません。『えっちの時にはアソコを喜んで舐めるくせに。』と言うと、『アレは別モードだから。』って。」

「・・・・・・。」

「・・・・・・。」


民放とはいえ、全国に配信するキー局が・・・

こんな時間から、親娘の会話が途切れるような放送を・・・!?

それとも、最近の感性ではこの程度のネタはゴールデンタイムでもアリ!?

時代が変わったのはおにぎりだけじゃなさそうだ。


2012年5月 9日 (水)

親子の会話

ゴールデンウィークのある日、家族で呉の入船山記念館に出かけた。

駐車場で車を降りると、なんと蝉しぐれ。

いくら呉が温かいといってもまだ夏じゃないんだから。

と夫婦で話しながら歩いていると

「ハルゼミだよ。」 と一番下の中1の息子。

「そんなセミいるの?」

「昔から日本にいるよ。東広島でも6月には見かけるよ。」

ああ、ついに末の子にも教えてもらう年になったかと少し寂しくなった。

2012年4月 1日 (日)

こわいおじさん

子供の頃近所にはこわいおじさんがいた。

家の近所は農村だから、友だちと遊ぶ場所は田んぼや畑、水路や川や溜め池である。

田んぼの水を勝手に抜いたり、種まきしてある畑を走り抜けたり、いちじくの実をもぎとったりすると、近所のおじさんから「こら!何しよるんなら!」と追っかけられたり、水路や溜め池で遊んでいると「こんなところで遊ぶな!」と叱られたりしたものだ。

叱られることでやってはいけないことを知り、社会性を身に付けていったように思う。

この環境が今でも我が家の近所には残っている。

4人の子供を育てていると、正直全員の行動を把握しきれない。特に男の子は学校から帰ったらカバンを放り投げてすぐに友達と姿を消す。帰ってきたときは泥だらけ、というのが日常。

そんな中、近所の年配の方々から「今日は池で釣りをしていたよ。」とか「水路から車道に飛び出そうとしていたので、危ないぞ!と叱っておいたよ。」と聞くことも多く、何気なく見守っていいただいている環境がありがたい。おたがいの家族も性格もよく分かっているからこそ、お互いよその家の子供でも叱ることができる。

農村も、今では昔ながらの共同作業は少なくなり、近所との接点も減る傾向にある中、我が家の周辺では地域活動が比較的盛んである。みんな仕事がある中での地域活動には正直負担感もないことはないが、子供やお年寄り一人暮らし世帯の見守り効果など埋めて余りあるメリットを感じる。

「近所の子供には、こわいおじさんにならんといけんなあ。」と妻に言うと、

「最近のこわいおじさんは、叱るおじさんではなく、優しく声をかけてくる知らないおじさんよ。」と言われた。

なるほど、やはり時代は変わっている。

2012年3月10日 (土)

携帯メール

風邪で病院に行ったら、待合室がマスクをした人で一杯。

暇つぶしに携帯電話のメールチェックをしようとして、誤って逆スクロールすると一番古い履歴が出てきた。

そのメールは一昨年の3月。なんと丸々2年分のメールが残っている。
送信ボックスも同じくらい残っていた。

暇に任せて順に読んでいくと、これが存外面白い。
短いセンテンスでも、ああこれはあの時の事だと結構思い出すもの。まして私のメールは基本が旧人類型長文メールだからとてもわかりやすい。まるで2年分の日記のよう。

懐かしがりながら全部読んでいくと30分近くかかり、いい時間つぶしになった。

しかし、読んでみて改めて感じる。

妻に見られて困るメールが全くない。

これって品行方正さを誉められるべき?
それとも何の面白味もない男の証し?

と、後日、友人にメールを見せて尋ねた。

どちらでもないよ。俺なら5回は殺される。

という友人の感想。

感謝すべき、よくできた妻なのか・・・それとも私の感性に問題あり?

念のため、妻には見せないことにしよう。 (^^:

2012年1月16日 (月)

センター試験

娘がセンター試験を受けた。

模擬試験で余裕ある合格判定をもらっているわけでもなく
にも関わらず、滑り止めは受けないと言う。

当日朝も出かける直前まで勉強している。
胃が痛く、腹が下っている。
これまでの人生で最大のプレッシャーのせいだろう。
試験中にトイレに行けないので食事抜きで出かける。

2日間の試験が終わった。
「どうだった?」
「わからん。でもやるだけやった。」

結果はどうなるかわからない。
わかっているのは、この2日間の経験で彼女は確実に成長したということ。

親はただ見守るばかり。

2012年1月14日 (土)

トラクターでバードウォッチング

トラクターで田んぼを鋤きました。
寒いけど、土作りのため春までに一度はやらなきゃいけない作業。

トラクター作業してて面白いのが野鳥ウォッチング。季節を問わず、いろんな野鳥が集まってくるのです。

彼等は人間の行動を実によく観察していて、トラクターを出して準備を始めると、どこからともなく集まってきます。
土を掘り返した後は、鳥にとっては格好の餌場なんですね。
この日はケリとハシブトガラスがやってきました。

ケリはグレー、白、茶の羽毛に黄色と黒のクチバシが綺麗な千鳥の一種。

普段はとっても用心深いくせに、トラクターにはまとわりつくように長い足で周囲を歩き回ります。千鳥足という言葉がありますが、足取りは人間の酔っぱらいよりは遙かにしっかりしています。(笑)
軌道を見切っていて、車輪の通る数十cm脇でも平気でトラクターが掘り返した後をつついています。

ハシブトガラスは都市部でよく残飯を荒らしたりしているアレです。

憎たらしいくらい頭がいいですね。トラクターの斜め前方にポジションを取り、トラクターの接近で逃げ出す野ねずみの行動を予測して実に効率よく捕まえる。

カラスってクチバシを閉じているイメージがありますよね。でも、少なくともトラクターの周囲にいる間は常にクチバシは半開きな事に気づきました。かなりのアホ面です。(笑)

また、トンビが上空を旋回し始めると領空侵犯と判断、急上昇して空中戦を始めます。2羽でタッグを組み、執拗にトンビを追い回します。

トラクターの運転席って2mを切る距離で野鳥をうんざりするくらい眺めることができるのです。

2012年1月 8日 (日)

大河ドラマ平清盛でEL&P「タルカス」!?

今日から始まった大河ドラマ「平清盛」を偶然見て驚いた。
なんと70年代プログレッシヴ・ロックグループEL&Pの名曲「タルカス」が聞こえてくるではないですか。
オーケストラ・バージョン(N響?)のようでしたが、このメロディを耳にするのは実に30数年ぶり。今聴いても古さを感じませんね。

プログレに嵌っていたのは高校生の頃。この曲もレコード持っています。
レコードプレイヤーが欲しくなりました。



より以前の記事一覧

フォト

面白かった本

  • 渡辺京二: 逝きし世の面影 (★★★★★)
  • 百田尚樹: 海賊とよばれた男 (★★★)
  • 池井戸 潤: オレたちバブル入行組 (★★)
  • 森田 繁昌: はぶてる女 (★★★)
  • 百田尚樹: 永遠の0 (ゼロ) (★★★★)
  • 田中啓文: 落下する緑 (★★★)
  • 藤原伊織: テロリストのパラソル (★★★★)
  • 佐藤賢一: カルチェ・ラタン (★★★)
  • 井上ひさし: 四千万歩の男 (★★★)
  • 冲方丁: 天地明察 (★★★★)
無料ブログはココログ