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2008年10月

2008年10月30日 (木)

広島の食材と日本酒10銘柄飲み比べ会

最近我が家に、レアな日本酒が集まった。貰い物や、酒造関係の知人が取り置いてくれたもの。

酒は好きだが、晩酌しない主義者としては、家飲み会を開催することに決定。コンセプトは、地元広島の旨い食材と個性的な日本酒10銘柄飲み比べ、といったところか。会費制+食か酒何か1品持ち寄りというルールで、酒好き12名が集まった。

生憎の雨空だったが、農家には納屋という全天候型の作業場がある。軒先で、何ら問題なく雨天決行。13時過ぎから飲み始めて、終了は21時というロングラン飲み会になりました(汗)。

※ これだけやると、当然、途中の記憶も怪しいが、せっかくの機会なので、覚えている限り感想を記録しておこうと思い、書きました。

*** *** ***

【フードメニュー】

まずは、バーベキュー用の食材
○地元黒瀬牛カルビ、ホルモン、手作りウィンナー
○広島産の霜降り豚、幻霜ポークのロース、バラ肉
殻付き牡蛎(かき)、あなごなど安芸津の海の幸群
○我が家の畑で穫れたタマネギ、ピーマン、カボチャなど野菜群

一品料理
○岡山日生・山東水餃大王の水餃子
鶏肉とゆで卵の煮込み料理
もやしサラダ

おつまみ系
○八幡浜・二宮のじゃこ天貝の佃煮、乾きものなど多数

畑で穫れる野菜で作った添え物メニュー
丹波黒の枝豆
○季節の野菜をぶっ込んだ冬瓜汁
○自家製手打ち蕎麦
○赤飯おにぎり

デザート
ショートケーキ
アイスクリーム

【アルコールメニュー】

○生ビール ハートランド(7リッタータンク)
○ワイン シャブリ ラ・ピエンレ(1本)
○ウィスキー ボウモア12年シェリー樽(1本)
○焼酎 姫泉酒造 むぎ焼酎原酒天保二年42度(1本)
○日本酒(7酒造10銘柄。合計7升4合!)
 1.西条・賀茂鶴酒造
   賀茂鶴八年秘蔵熟成酒純米吟醸無濾過原酒
 2.西条・千代乃春酒造
   純米大吟醸無濾過原酒雫酒
 3.竹原・藤井酒造
   宝寿 芳醇純米 酒の道 18BY
   龍勢 備前雄町 中取り純米 19BY ひやおろし
 4.竹原・竹鶴酒造
   竹鶴 雄町純米 酸味一体
 5.山口県/岩国・旭酒造
   獺祭(だっさい) 純米吟醸50
 6.兵庫県/朝来市・田治米
   竹泉 純米 山田錦
 7.愛媛県/八幡浜市・川亀酒造
   川亀 山廃純米 H18BY 仕込九号
   川亀 山廃純米 H19BY 仕込七号
   川亀 純米吟醸 中汲み ひやおろし

みなさまの持ち寄りで食材も酒もかなり揃いました。感謝。

バーベキューコンロ黒瀬牛牡蠣が乗る。まずはハートランドの生ビールで乾杯スタート。すぐに、「竹鶴にしよう。」と声が上がる。酸味が強く、しっかりボディの竹鶴は、特に燗にすると、油ぎれが良く、ジューシーな焼肉と相性がよい。特に今回初仕入れの黒瀬牛のホルモンがとても旨く、竹鶴との組み合わせに絶賛の声が上がった。

牡蠣は、バーテンダーのMさんが安芸津の牡蠣漁師から直買いして持ってこられたもの。時期的に出始めだが、十分でっかい。
Mさんは手慣れた手つきで生食用に牡蠣を打つ。
ボウモアがいいよ。」とMさん。
もちろん牡蠣と日本酒との相性は素晴らしいが、牡蠣といえばボウモア。牡蠣に直接ボウモアをかけてすする。子供の頃読んだモーパッサン短編の中に、イギリスの貴族が客船の上で牡蠣をすするシーンがあったのを思いだした。
焼き牡蠣も美味しい。こちらは日本酒何でも来いという感じ。

広島が生み出した霜降り豚、幻霜ポーク。見ると確かにサシがある。そのせいか、食感が柔らかくてジューシー脂の風味が上品でしつこくないため、いくらでも食べたくなる。ロースもバラ肉も美味しいが、焼肉なら安いバラ肉でも十分旨い。黒瀬牛との食べ比べも楽しく、約5kgの肉は余裕の完食。

その他のメニューも美味しい。Kさんが岡山、日生から持ち帰った水餃子。噛むとスープがジュワーと広がり、豚と海老のハーモニー賀茂鶴八年古酒と合わせたら最高に旨かった。
Tさんの奥様手製の鶏肉とゆで卵の煮込み料理竹鶴竹泉で頂きました。奥様の料理、毎回メニューは違えど大好評。本当に料理がお上手です。竹泉という酒、山田錦70%精米16byですが、山田錦の軽やかさと3年寝かした熟成感と酸味のバランスが秀逸。1升2,100円と今日の酒の中では最も安いのですが、旨いと好評でした。
Uさん手製のもやしサラダも、シャリ感が酒の肴にピッタリ。さすが酒飲みの心、酒飲みが知る世界(^^;。龍勢ひやおろしで頂きました。

賀茂鶴の八年熟成酒は、米だけを熟成させて何でこんなに複雑な香りと味になるの?という印象。日本酒と甘味系リキュールのカクテルっぽいというか、サントリーウィスキーに例えると、シングルモルトなのに響っぽいというか・・・。(嗚呼、なんと貧困なボキャブラリー)牡蛎、肉なんでも合うし、それだけ飲んでも旨い。

獺祭すっきりしていて飲みやすい。もっと吟醸香が強いのかと勝手に思っていたので私の中では評価アップ。すっきりと言えば、千代乃春の雫酒これ以上ないくらいクリアな印象でした。

愛媛の川亀3銘柄は、2年寝かした山廃18byと1年寝かした山廃19byの飲み比べ。個人的には、18byの方がやはり熟成していて旨いと思う。もう1年寝かした17byを飲んでみたくなりました。19byひやおろしは、クリアな印象。

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一夜明けて翌朝片付けて出勤。夜、帰って納屋の前を通ると、24時間以上経て、未だに焼き肉と酒の香りがする。オープンエアなのに・・・。あらためて、すさまじい飲み会だったと思いました。

2008年10月11日 (土)

藤井酒造@竹原

所用で竹原にでかけた。少し時間が取れたので竹原の町並み保存地区へ。目的は造り酒屋である。

秋風が吹くこの時期は、冷やおろしが出てくる季節。冬に仕込んだ酒がひと夏越して熟成され、旨みを増して秋に出荷されるのを冷やおろしというそうだ。せっかく竹原に来ているのだから、蔵に行けば買えるだろうと思いついた。

竹原に私の好きな酒がある。藤井酒造宝寿龍勢竹鶴酒造小笹屋竹鶴。どちらの蔵も町並み保存地区にある。

Taketsuru3Takeharamachinami3観光駐車場に車を停め、まずは竹鶴酒造を訪ねる。が、この日は臨時休業の看板。

ここの酒は独特の酸味があり、肉料理と相性がよい。近々仲間内で焼肉も含めた家飲み会をやるつもりなので、限定酒でもあればと思ったが、残念。

Fujiisyuzou2Fujiisyuzou1並みを北上して藤井酒造へ。ここは、場所がかなり解りにくい。メインストリートから細い路地に入ったところにあった。

Fujiisyuzou5Fujiisyuzou6酒蔵をそのままお店にしている。酒に関わる気の利いた小物が陳列してある。当然、自社のお酒もずらりとならんでいて、試飲できる酒も4種類ほどあった。クルマで来てなければ飲めるのに・・・。

買ったお酒

宝寿 酒の道 純米吟醸 備前雄町 18by

龍勢 備前雄町 中取り純米 19by 冷やおろし

ここのお酒は、竹鶴とは対照的に、瀬戸内海のと合わせて旨い。宝寿よりは龍勢の方が値も評価も高いのだろうが、私は宝寿の、香りが控えめで純米らしいしっかりした味が大好き。アジの刺身などとの相性はすごく良い。

龍勢の冷やおろしは初顔合わせ。早く味見したいが、開封は家飲み会まで待つことにした。お酒は大勢で呑んだ方がきっと楽しい。

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Tanizaki1Tanizaki2館内には蕎麦屋がありました。せっかくなので食べてみることに。

約15分待ちましたが、手打ち蕎麦と鯛飯のセット(1050円)を美味しく頂いた。

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安芸の小京都、竹原の町並み保存地区。今回は何も触れませんでしたが、久しぶりに来てみると、整備が進み、綺麗な町並みになっていました。町並み散策と、美味しい酒の買える蔵元めぐりも楽しいですよ。

竹原市観光協会

藤井酒造ホームページ

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フォト

面白かった本

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