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2008年5月

2008年5月30日 (金)

手打ちそば 茶話駄

※ 前回から続く

尾道ふれあい温泉から、本日の目的である蕎麦屋「茶話駄」に向かう。どちらも御調の中心部にあり、クルマで5分ほどの距離。

R184府中別れ交差点を府中方向(R486)に進む。約600m進むと、左手に小さな茶話駄の看板。ここを左折するのだが、これが相当わかりにくい。リョービの工場まで行ってしまったら、200mバックすると思えばよい。

左折後、田んぼと宅地の間をすり抜ける狭い路地を進む。ホントにこれで合ってるの?と思った頃に、また小さな茶話駄の看板が出てきて安心したりする。道なりに約800m直進で到着。

Photo_4Photo_5白い漆喰塗りの塀に門のある古民家。それが茶話駄の第一印象。自宅をそのままお店にされているので、門をくぐり、玄関を入っても、旧家そのもの。

「ようこそ、おいでくださいました。」

と奥様。品の良い、やさしそうな方。

Photo_7民家でいうところの、客間に当たる部屋に通される。このお店は予約制。だが、人数だけ事前に知らせて、メニューはお店に着いてから決める仕組み。

メニューを見て納得した。盛りそばを2枚食べるそば好きコースと、盛りそば1枚+お好みのそばを1杯食べるそば三昧コースの2種類だけしかない。どちらもそばの量は一緒なので、人数分だけ蕎麦を打てばよいのだろう。

3人だったので、盛りそばコースをひとつ、そば三昧コースのおろしそばとにしんそばの3種類を頼んだ。

Photo_8麺は、つなぎなしの十割蕎麦。こしは十分ある。麺の太さは更級系の細麺よりはやや太い感じ。太さが不揃いなのも手打ち感があって悪くない。

「最初の一口は、つゆなしで、藻塩を付けて召し上がってみてください。」 と奥様。

これがなかなか秀逸。麺の風味がよくわかる食べ方。ふたくち目からはだし汁につける。やや濃い口だが、醤油辛くはなく枕崎産の鰹出汁がよく効いて美味しい。

Photo_9Photo_10そば好きコース2枚目の盛りそばは、出汁が変わる。ふわっと辛い独特のからみ大根が味を引き締める。個人的には、1枚目より美味しいと思う。

おろしそばにも、からみ大根が使われている。にしんそばは、鰹出汁にショウガ?でアクセントをつけてある。どちらも美味しい。

Photo_11Photo_12仕上げには、そばぜんざいか、そば掻きのどちらかを選ぶ。
両親がそばぜんざいを選んだが、上品な甘さで美味しいとのこと。私が食べたそば掻きは、独特のふわっとした仕上がり。そば掻きといえば、そば団子のようなイメージしかなかったので、これはかなり意外。かき混ぜるときにしっかり空気を入れるのか?口当たりがとても柔らかく、こちらも上品な味。ほうじ茶のような香ばしさのあるそば茶とよく合う。

Photo_13食後、ご主人も出てこられた。初対面でも、とっても話しやすい、やさしい人柄が感じられるご夫婦。定年退職後、蕎麦の修行をして自宅で開業されたとのこと。

そのせいか、儲けるためではなく、本当に美味しいそばを打ちたくてお店をやっているという雰囲気が伝わってくる。

客席も、私たちが通された母屋の他に、蔵と茶室?のような席があり、3組が限度のように見受けた。尋ねはしなかったが、週末は予約が取れないこともありそうだ。

広島県は、うどん文化圏。美味しい蕎麦屋にはなかなか巡り会えないが、今日は収穫ある一日でした。

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手打ちそば 茶話駄

尾道市御調町貝ヶ原72-2

電話 0848-76-0184

営業時間 11:00~15:00

定休日 月・火曜日(祝祭日は営業)

予約制  そば好きコース 1,600円 そば三昧コース 1,800円

地図

2008年5月26日 (月)

尾道ふれあいの里温泉

平成の大合併で、今は尾道市となった御調(みつぎ)町。ここに旨い蕎麦屋があると聞いて出かけることにした。

「明日、御調まで蕎麦食いに行こうかな。」

「そりゃ連れて行ってよ。たまには親孝行しなさい。」と母。

子供たちは蕎麦には興味がなく、妻とお留守番。結局、両親を連れて、食事と温泉に行くことになった。まずは、温泉からレポートします。

西条ICから三原久井ICまでは山陽自動車道。三原久井IC料金所を出たところの信号を直進すると御調町まではR486を約10kmの一本道。

道路左側の道の駅クロスロードみつぎを通り過ぎたら、その先の突き当たり信号を左折。300m先の次の信号を左折して山の手に登っていく。圓鍔記念館、老人ホームなどを過ぎて、道なりに一番奥まったところに尾道ふれあいの里がある。

Photo外観はとても大きくて立派な施設。宿泊棟もあり、研修から宴会、温泉入浴と多目的な施設のようだ。

入口で靴を脱ぎ、鍵を預けて入浴料を支払う。スーパー銭湯スタイル。入浴料は大人800円。支払って、はだしで館内を進み2階へ。レストランを過ぎると温泉の入口。ここで、バスタオル、フェイスタオルを受け取り、ロッカールームへ。希望すればなんとガウンまで無料で付いてくる。この値段でガウンに着替えてゆっくりできる施設はあまりないと思う。

Photo_2

浴室は男女別で、それぞれほほえみの湯ふれあいの湯という名前がある。毎日男女入れ替えなので、宿泊すれば両方の風呂が楽しめるということか。
本日は、男性がふれあいの湯だった。

湯舟は広い。一度に20人でも入れそう。プラズマの湯という、何やら感電しそうなネーミング。からだの体内電流を整える効果があると書いてある。

浸かってみたが、湯の鮮度、アロマ、肌触りなどに特筆すべきものは感じない。プラズマは体感するものではなさそうだ。放射能泉のラドン吸入と同様、効くと信じるしかない。

Photo_3S1ふれあいの湯は、露天風呂に掛け流し浴槽があると書いてある。外に出てみると、露天風呂が、屋根付きの大きな風呂と小さな風呂のふたつ。小さい方が掛け流しとのこと。

大きな風呂は塩素を入れた循環泉だった。さっさと上がり、いよいよお楽しみの掛け流し浴槽へ。浸かってみたが、無味無臭ph8.7弱アルカリ単純泉(放射能泉)だから有福温泉くらいの肌触りかなと思ったが、さほどつるつるもしない。特徴がないのが特徴みたいな湯、という印象。わたし的には不完全燃焼の温泉だった。

風呂から上がって両親に尋ねてみた。

「どう?いい湯だった?」

「いい湯じゃね。ちょっと熱かったけど。この値段で館内着でゆっくりできるなら、今度、長寿会の日帰り旅行に勧めてみようかねえ。」

特段、温泉に興味のない一般ピープルにとっては、ほどよい施設なのかもしれない。

尾道ふれあいの里  ホームページ  MAP

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次回は、蕎麦屋について書きます。

2008年5月 7日 (水)

収集癖というもの 茶碗編

*** 前回から続く ***

Photo 旅行の企画を仕事にしていたおかげで、陶磁器の産地を訪ねる機会に恵まれていた。最初はあまり興味がなかったが、20歳代半ばの頃、備前焼の窯元を訪ねたとき、素朴な美しさに心惹かれてしまった。

その時買ったのが、写真の抹茶茶碗

私は、抹茶は好きだが、茶道のたしなみはない。大皿、壷、徳利、ぐい呑み、コーヒーカップなどいろんな焼き物がある中、なぜ抹茶茶碗かというと、美しさと実用性のバランスがいいと感じたから。格好良く言うと、「用と美を兼ね備えた」ということか。以来、陶磁器の窯元に行くたび、気に入った茶碗があれば買って帰るようになった。

しかし、所詮はしがないサラリーマン、予算に限りがある。1品の上限は2万円までと決めた。実際には5千円でも気に入ったものがあったり、2万円でも気に入ったものがなく、買わなかったりで、平均購入価格は1万5千円くらいだろうか。

最初の頃は、買って帰ると箱から出して眺めたり使ったりしていたが、飾るケースがない事もあって、そのうち買って帰っても箱に入れたまま積んでおくだけになった。それでも窯元に行けば物色し、気に入れば買って帰る。いつのまにか収集が目的化してしまった

20 先日、久しぶりに抹茶茶碗を出してみることにした。なにしろ、全部で何客あるのかも、どこの窯元のものがあるのかもわからない。買ったまま包装紙を剥がしてないものもある。中には、買った記憶がないのに何故かあるもの、逆に、買った記憶があるのにどこに収めたのか見つからないものもあったが、あるものはすべて箱から出し、廊下に並べてみたら20客あった。

作家ものや、銘のないものが混在しているので、調べたり、写真を撮りながら一覧表を作成するのに半日を要したが、整理できて一安心。Photo_2 Photo_3 Photo_4 Photo_5

地域別に挙げると、薩摩焼、小田志焼、小石原焼、伊万里焼、唐津焼、砥部焼、萩焼、雪月焼、備前焼、丹後焼、伊勢焼、九谷焼、常滑焼。これ以外に信楽焼や有田焼なども家宅捜索をすれば出てくると思われる。

作法は知らないが、天気の良い日に野立したら気持ちいいだろうな。

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フォト

面白かった本

  • 渡辺京二: 逝きし世の面影 (★★★★★)
  • 百田尚樹: 海賊とよばれた男 (★★★)
  • 池井戸 潤: オレたちバブル入行組 (★★)
  • 森田 繁昌: はぶてる女 (★★★)
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  • 冲方丁: 天地明察 (★★★★)
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