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2007年10月

2007年10月20日 (土)

柿木温泉・はとの湯荘

Photo_2島根県西部から山口県東部にかけては鉄分を含んだ炭酸泉が多い。

柿木温泉もそのひとつ。 前々回紹介した木部谷温泉 からクルマで10分弱のご近所である。

中国道六日市ICからR187を津和野方面に進む。

約10km走ったところ、柿木温泉のサインに従い左折して200mで温泉旅館が2軒ある。はとの湯荘と柿木温泉旅館。

どちらに入るか迷ったが、駐車しやすいはとの湯荘に入ることにした。

Photo_3「こんにちは。日帰り湯できますか?」

「いらっしゃい。できますよ。うちの湯はええんよ。浸かってみればわかるよ。」(⌒ー⌒)

愛想の良いおばさん。なかなかの営業ウーマンではないか。

入浴料は大人400円。支払って大浴場へ。

Photo_4浴槽はジャグジー風の小さな泡風呂と、岩風呂風の造りの大浴場。結構広く、一度に10人以上は入れそうだ。

湯の色は茶濁色。これは鉄分を含んだ湯を加熱した時の特徴。成分は塩化物炭酸水素塩泉。独特のアロマが漂う。この近くの木部谷温泉とよく似ている。木部谷では以前カルシウムの幕が張っていて感動したことがあるが、ここは入浴者がたくさんいるせいか、幕は張っていない。
Photo_7Photo_6しかし、周囲の岩に析出物がべっとりこびりついており、表面はツルツルになっている。推測だが、ここもカルシウムはたっぷり含まれているように思う。また、緑色の藻も確認できた。
湯は、掛け流されている。源泉温度は27と低いので加熱している。そのためか、炭酸分は湯船では感じられなかった。しかし、ゆっくりと浸かっていると、肌触りの優しい湯がしみいるようだ。
また、湯船の縁の高さから全面ガラスになっており、外には川が流れていて景色も悪くない。湯の良さと景色が相俟って、とっても心地よい湯である。

「木部谷もいい湯ですが、ここも気持ちよい湯ですねえ。」

湯船で隣り合ったおじさんに声をかける。

「湯はよう似ているが、歴史はこっちが古いよ。弘法の湯と言われているくらいじゃけ。」

昔からある、湯治場として歴史ある湯なんだそうだ。

柿木といい、木部谷といい、個性的な素晴らしい温泉である。

六日市ICから津和野方面にお出かけの際、温泉好きの人はタオルをお忘れなく。(^^)

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山賊砦

柿木温泉、木部谷温泉付近で、食事施設を探すと結構苦労する。どうしても食事をお考えの方には、六日市ICまで戻り、R187をさらに3kmほど岩国方面に進むと、山賊砦があります。

Photo_9Photo_10広島県人にとっては「今さら山賊?」という声が聞こえてきそうですが、
(^^; 他にないので紹介します。

でも、山賊焼(砂糖醤油で焼いた鳥足)は、焼きたてを久しぶりに食べると、素朴で懐かしい味でした。(^^)

2007年10月 6日 (土)

柚木慈生温泉

【2007年9月】

最近肩こりがひどい。おそらく半年前の事故による後遺症と思われる。

血行を良くする温泉はないかと考え、思いついたのが炭酸泉。山口まで車を走らせることにした。

PhotoPhoto_2 柚木慈生温泉は約2年ぶりの訪問。志和ICから山陽道、広島JCT、広島北JCT、中国道へと進み山口県鹿野ICで降りる。129km、約1時間40分。料金所を出て突き当たりはR315。左折して、徳地方面へ約20分、峠を越えて下ったところ左手に柚木慈生温泉の看板が見えてくる。

建物は何の風情もないモルタル塗りの2階建て。駐車場には10台以上のクルマ。

玄関を入る。入浴料は大人500円。タオルを持っていなかったので借りる。貸しタオル30円

Photo Photo_2 脱衣場から浴室にはいると、6人くらい入れる浴槽がひとつあるだけ。本日は3人の先客。これはラッキー♪ ここは週末ともなると、この狭い浴槽に10人くらい入る事が多い。実は意外に人気のある温泉なのだ。

人気の理由は湯に浸かってみるとすぐに分かる。
緑濁色の湯は酸化しきっていない新鮮な鉄分のせいか。浸かるとすぐに肌の表面がびっしりと細かい気泡で覆われる。手で祓っても数十秒でまた泡だらけ。
湯温は40℃弱くらいだろうか。というのは、炭酸泉は清涼感があって湯温がわかりにくい。温かい湯なのに肌がシュワシュワするのだ。この感触は他の泉質にはない独特のもの。
炭酸泉は、中国地方では三瓶周辺、特に小屋原温泉が有名であるが、個人的には、シュワシュワ感は柚木慈生温泉の方が上であると思う。炭酸泉の代名詞のように言われる九州の長湯温泉も正直ここほどの清涼感は感じなかった。長湯に近い七里田温泉は、ここよりすごいと感じたが・・・。 成分分析でここより炭酸分の多い温泉は多いが、炭酸分は湯の扱い方や温度次第でどんどん揮発する。ここは、湯の中に溶け込んでいる炭酸分を上手く逃がさないように湯船まで運んでいるということだろう。

決して熱くない湯だが、体はとっても温まる。炭酸には血管を広げる効果があって、血流が良くなるのが理由らしい。血流の滞りが原因の肩こりにもきっと効果があるに違いないと耳の下までどっぷり浸かり、湯口から音もなく湯が注ぎ、湯尻から流れ出していくのを眺めながらの長時間入浴。 嗚呼、至福の時間・・・。

時々湯から出たり入ったりはしたが、2時間近く浴室で過ごしてしまった。

Photo_3 風呂から上がって、喫茶コーナーでしばし休憩。アップルパイセットを頂く。いかにも手作りという感じのアップルパイは素朴で悪くない。

ただ、炭酸効果+長湯のせいで、いつまでも汗が引かない。コーヒーはアイスにすべきであった。(^^;
(メニューにあったかどうかは覚えていないが。)

柚木慈生温泉の炭酸分を体感するには、飲泉が分かり易い。ここの喫茶で「源泉を飲ませてください。」とお願いすれば、湯飲みで飲ませていただける。鉄分、カルシウム分のえぐみはあるが、シュワシュワ感は、まさに天然のサイダー。改めて、温泉とは大地の恵みであると感じていただけると思います。

おかげで肩こりは随分楽になりました。(^^)

これから寒くなってくると、冷え性の方には、最高の温泉だと思います。

【注意】

ここは、療養目的で入浴する人が多い温泉。グループで騒がしく入浴するには不向きです。心静かに入浴しましょう。

柚木慈生温泉 ℡ 0835-58-0430

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フォト

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