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2007年6月 8日 (金)

ホテル奥道後

【2007年4月】

中国地方で最もポピュラーな温泉はアルカリ単純泉。つるつるすべすべの肌触りに特徴があり、気持ちよい。
これに硫化水素が加わると硫黄のような香りが楽しめる。

私は、この組み合わせが大好き。中四国でも多く見られるので馴染みがあるのかもしれない。

中でも愛媛県の奥道後温泉は湧出量、泉質ともすばらしく、私のお気に入りランキング上位の温泉。

Okudogohotel1 東広島からだと、西条ICから山陽自動車道~しまなみ海道で今治ICを降りる。ここまで80分

料金所を出て国道196号今治バイパスを右へ。800mくらい行くと、国道317号松山方面右折の案内板。これに沿って右折。

あとは道なりで50分ほど走ったところ、道路の左右に巨大なホテルが見えてくる。これが、ホテル奥道後

Okudogoiriguchi 駐車場は、今治方面から来ると道路の右側。温泉の入口はロープウェイの看板のところから坂道を下っていく。温泉棟はでっかい温室。ここはジャングル温泉である。

昭和40年代は巨大ホテルとジャングル温泉の全盛期だった。西日本でも鹿児島は指宿温泉の指宿観光ホテル、霧島の林田ホテル、大分県は別府杉の井ホテル、滋賀県は琵琶湖畔のホテル紅葉など、温泉ブームに乗って次々と現れた。

しかしその後、海外旅行の普及やレジャーの多様化、そして温泉も規模から細やかなサービスへと顧客ニーズは変化していく中、巨大ホテルは姿を消すか、生き残るため営業スタイルを変えていった。

最初は珍しがられていたジャングル風呂も、寒かったり、飽きられたりで次々と消えていく。あたかも全盛を誇った恐竜たちが絶滅していくように。
そんな中、ここは昔の姿のまま生き残っているジャングル風呂である。

Okudogojangle1 脱衣場は手入れも十分で、清潔感がある。

浴室に入った途端、硫黄のアロマに包まれる。ジャングル風呂の空間は普通の大浴場とは比べものにならないくらい広い。それでもこんなに匂うということは、相当なアロマと言える。

階段を下りていく。熱帯性植物の中にいくつもの湯船が点在する。それぞれ微妙に温度が違ったり、薬湯にしてあったりと性格を変えてあるようだ。
Okudogojangle2 とりあえず、浸かってみる。湯はつるつるのアルカリ単純泉。phは実に9.4!硫黄の香りが心地よい。湯の鮮度も良く、源泉掛け流しのようだ。
ジャングル風呂は屋根が高いので圧迫感もなくゆったり入ることができる。

「ふう、気持ちいい・・・」 ( ̄ー ̄)A
「恐竜のように絶滅しそうなジャングル風呂も、まんざら捨てたもんでもないよなー。」
「・・・そう言えば、この景色、ジュラシック・パークの温室に似ているかも。」
「・・・・・・。」
なんとなく、シダ植物の陰から、凶暴で知能の高い小型恐竜ヴェロキラプトルが顔を出しそうな気がしてきて落ち着かなくなった。
私は結構、空想(妄想?)癖があるのだ。(^^;

Okudogoroten4 温室を出ると渓流を見下ろすように露天風呂がある。

ゆっくりと浸かる。これは気持ちよい。新緑と渓流のせせらぎ、小鳥のさえずり・・・。
硫黄のアロマは屋外でも十分感じる。そして新鮮な湯。
Okudogoroten6湯口からは蕩々と湯が注がれ、縁石からはザーザーともったいないほど大量の湯があふれている。この掛け流し量は半端ではなく、通路が湯で完全に覆われるほど。(@@)

温室と露天風呂をたっぷり1時間以上堪能した後、帰ることにした。
帰りがけ、番台のおばちゃんと話をする。

「ここの湯は何度来てもええね。」
「ここはとにかく湯が豊富なんよ。ちょっとぬるいけん加熱しとるけど、掛け流しなんよ。」
「ですよね。ありがたいです。・・・貸切風呂もできたよね。今回は予約が取れんかった。」
「ああ、残念じゃったね。また来なさいよ。・・・そうそう、これあげよう。」

貸切風呂の30分無料延長券をもらった。ラッキー(^^)v
次回は是非貸切風呂にチャレンジしたい。

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